2月8日(金)からスタートする「”THE FASCINATED” cactus exhibition」。
今回はサボテンに関するお話を中心に伺うことができました。
ー今回、エディションで初めてサボテンの展開・イベントを開催することになりましたが、どういった経緯で話が進んでいったのでしょうか。
今シーズンからスタートするウエアブランド〈IQ2〉の立ち上げの話させていただいたところ大変興味を持っていただき、今回POPUPという形で開催する運びとなりました。
ー一見服とは縁遠い”サボテン”がファッションとして落とし込まれていることがとても面白いと思うのですが、どういったきっかけで服とサボテンが交わることになったのでしょうか。
サボテンは立派なサイズに育つまで数十年という年月がかかります。
その数十年間もの間、虫や日焼けから身守ると共に綺麗な肌に仕上げることや質の良い刺を作るといった日々の努力が必要になるのがサボテンです。
そういった時間をかけて立派に育てた物が親木となります。
ところが現在の植物ブームによりそのような立派な木を求める人が多くなりました。
本来、私達の様な生産者の手元になくてはいけない物が徐々になくなり、価格が高騰し今まで何十年と保たれていたバランスが崩れ出してしまっています。
そこで、”なくならない物” “死なない物”と考えた時、サボテン達の1番旬な造形を洋服に落とし込む事に繋がりました。
ー御社が提案するサボテンは、他のそのものとは全く違うことが素人の私にも分かるのですが、具体的に他との違いについて教えていただけますでしょうか。
私達が提案するサボテンは、実を言うと一般的な市場に出回っているサボテンと何ら変わりのない物なんです。
ただ時をかけて立派に育てた物なので、市場には中々降りてこないサボテンであることでもあります。
他と違う箇所とすれば中々出回りにくい品種や突然変異で不思議な形に育った物を好き好んで展示販売しているので、自然と他のサボテンとは違うように見えるかもしれません。
ー今回、エディション 表参道ヒルズ店で開催されるイベントで展開されるサボテンの中で一番お勧めの物はありますでしょうか。
1番おすすめというのは特に無く、自分の中では長年かけて育てたサボテンなので全てが1番だと思っています。
ー最後に一言頂けますでしょうか。
ぜひ、この機会にサボテン・〈IQ2〉のウエアをご覧にいらしてください。
上記イベントに関しては、以下をご確認ください。
>>“THE FASCINATED” cactus exhibition