エディションで取扱いをスタートして数シーズン。
瞬く間にエディションの定番ブランドとして存在感が増し、シャープ且つジェンダーレスでありながら、
どこか女性らしい柔らかさを秘めた〈rokh〉。
今回はバイヤー岡本のインタビューと共に、ブランドの魅力をお届けいたします。
Rok Hwang
about / rokh(ロク)
2010年にセントラルセントマーティンを卒業し、Phoebe Philoのもと、〈Celine〉でデザイナーとして働き、〈Louis Vuitton〉や〈Chloe〉でもフリラーンスを務めた韓国人デザイナー、Rok Hwangが2016年に設立したブランド。
2018年のLVMH AWARDの特別賞を受賞。
女性らしさと男っぽさの対比で遊ぶことによって生まれるエレガントかつデイリーに着ることのできる〈ROKH〉の洋服は、脱構築的なコレクションで多くの人を魅了しています。














































































ー〈rokh〉を買い付けた経緯を教えてください。
前任のバイヤーからLINEが飛んできたのは、3年前のことです。
当時はLVMH特別賞を受賞する少し前だあったこともあり、まだまだ謎めいたブランドでしたが、
現地からひっきりなしに送られてくる写真に見入っていました。
エディションでバイイングをスタートして3シーズン目。
〈rokh〉のアイテムを初めて自分の目で見たのは、パリからの写真を受け取ったおよそ5ヶ月後でした。
サンプルとして届けられたメンズ仕立てのウールコートやレザージャケット。
その構築的なフォルムとは反対に、袖を通すと途端に女性らしいムードが生まれる不思議な魅力がありました。
もう一つ驚いたのは、素材や縫製に象徴される「モノ作り」の素晴らしさ。
美しい生地、丁寧に縫製された洋服は、モノのもつ存在感が違う。
これまで優れた洋服を目にして感じてきましたが、〈rokh〉にも同様の印象を受けたことは鮮明に覚えています。
実は取り扱いをはじめた当初は認知度も浸透しておらず、ハードルが高いと思っていましたが、
お店では着実にファンがついてきているように感じます。
もちろん、スタッフも〈rokh〉の所有率は高いですね。
ーエディションで表現したい〈rokh〉の魅力は何でしょうか。
エディションのスタイルを作る上で大切にしていることのひとつに、「コントラスト」というキーワードがあります。
エディションが表現したいカジュアルスタイルには、〈rokh〉の存在はとても大きいです。
今回スタイリングでも組んでいるメンズ仕立てのシャツや、レオパード柄のブラウスを、
エディションではデニムや、VINTAGEのミリタリーパンツだったり、ワードローブに必ずあるボトムとラフに合わせてもらえる提案をしています。
実はこのスタイルは、デザイナー本人に会ったことで想像が膨らみました。
キャップにデニム、VANSのスニーカー。
華々しい経歴からは想像もできないほど、カジュアルでフランク。
初めてデザイナーのRok Hwangに会ったのは、丁度一年ほど前ですね。
ちょっとシャイなのかな…毎回コレクションについて多くは語らないず、
展示会場の奥の方にいるのですが、帰り際は見送りに出て来てくれてとても紳士。
柔らかい物腰が、凄く印象的でした。
〈rokh〉のエレガントさを兼ね揃えた強い服とのギャップが、いい意味でとてもあります。
RokHwangのバランスで、VANSやデニムに〈rokh〉のブラウスやワンピースをラフに着たいなと思ったんです。
ー今シーズン展開する〈rokh〉の中でおすすめのアイテムはありますか?
今、特に人気があるのはシャツやブラウスです。
今回スタイリングで使用している2点は、〈rokh〉では定番としてあるアイテム。
一見個性的で存在感もありますが、飽きがこないデザイン。着るたびに表情を変えて、何通りも着方を楽しんで頂けるアイテムですね。
存在感があるけれど、すっと馴染む。
自身の想像力や合わせ方によってエレガンスにも、カジュアルにも表情を変える服なので、きっとお客様へのおすすめもしやすいのだと思います。
たとえブランドを知らない方にも、様々な角度からスタイルを提案出来るアイテムですね。
エレガンスと普遍性、その2面性を持っている洋服って中々無いですし…。
私が好きなアイテムでもあるトレンチコート、ジャケット、シャツはエディションでも必ず買い付けていて、この3つのアイテムは個人的にとてもおすすめです!
例えば、普遍的なトレンチコートをベースにしながら、細部のパターンの変化で構築的に表現したフォルムや、
クラシカルなテーラードをベースにしながら、大胆に入れたカッティングや左右非対称のデザイン。
〈rokh〉のコレクションでは、その確信犯的なコントラストが際立っているように感じます。
まずはシンプルに、Tシャツとデニムのスタイルに羽織って頂きたいですね。
〈rokh〉が作るエレガンスと普遍性の2面を併せ持つアイテムで、今までにない新しい発見を楽しんで頂けると嬉しいです。
コート:37-08-91-08007 / ¥170,000(+tax)>>BUY ONLINE
パンツ:37-04-91-04033 / ¥70,000(+tax)
シャツ:37-01-91-01044 / ¥72,000(+tax)>>BUY ONLINE
パンツ:37-04-91-04033 / ¥70,000(+tax)
シャツ:37-01-91-01046 / ¥54,000(+tax)>>BUY ONLINE
パンツ:37-04-91-04034 / ¥58,000(+tax)>>BUY ONLINE
シャツ:37-01-91-01104 / ¥69,000(+tax)
ワンピース:37-06-91-06160 / ¥100,000(+tax)
、
スカート:37-04-91-04086 / ¥59,000(+tax)
エディション全店にて展開していますので、ぜひ店頭にてお試しください。
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