2019年秋冬のシーズン、エディションが新たに取扱いをスタートするブランド、今シーズンおすすめするブランドをご紹介いたします。
ROKH















〈ROKH〉は、韓国人デザイナーのロック・ファンによって2016年にスタートしたウィメンズブランド。
イギリスの名門校、セントラル・セント・マーチンズを卒業。
フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)のもと、〈CELINE〉にてアシスタントデザイナーを経た他、〈LOUIS VUITTON〉や〈Chloé〉でフリーランスとして働いた経歴も持つ。2018年には、LVMH スペシャルプライズを受賞した。
シャープでジェンダーレス、都会的なムードがブランドらしい。
メンズウエアとウィメンズウエアのエッセンスが混在し、丁寧な仕立てによってニュアンスのあるシルエットが特徴です。
KWAIDAN EDITIONS















ロンドンのファッションブランド。
ベルギーの名門アントワープ王立芸術アカデミーで出会い、そして結婚したレア・ディッキリー(Lea Dickely)とフン・ラ(Hung La)2人が手掛けている。
ブランド名は、1964年に放映された小林正樹によるオカルト映画「怪談」より着想を得た日本語の“怪談”。風変わりなマテリアルと怪談というカルチャーを合わせることで、映画の異様で超常的な雰囲気を呼び起こした様なデザインが特徴。
2016年にブランドをスタートし、我々の生きる現在を映すコレクションを発表。その過程として、怪奇話の不気味さや幽霊などをブランドなりに再解釈している。
MAME KUROGOUCHI


















デザイナーは黒河内真衣子(Maiko Kurogouchi)。
2006年、株式会社三宅デザイン事務所に入社。
A-POCの企画として様々なプロジェクトに携わる。
また〈ISSEY MIYAKE〉のパリコレクションの企画、デザインを担当。
2010年、黒河内デザイン事務所設立、自身のブランド「mame」(マメ)を立ち上げる。
2018年3月に「FASHION PRIZE OF TOKYO」の受賞を受け、「Mame Kurogouchi(マメ)」としてパリ・ファッションウィーク初参加。
〈Mame Kurogouchi〉のデザインは、伝統的な技法を取り入れ表現されるオリジナルのテキスタイルや刺繍が特徴。
大胆なカッティングに繊細なレースをあしらったワンピース、曲線のシルエットが美しいデニムアイテム、ポリ塩化ビニールのクリア素材を使用したアイコニックなバッグなどを展開。女性らしいシルエットやディテール、エレガントなスタイルは唯一のブランド。
TOGA


















〈TOGA〉は日本のファッションブランド。
トーガとトーガ プルラではウィメンズ、トーガ ビリリースでメンズコレクションを発表している。
ブランド名のTOGAとは、古代ローマで着用された上衣”トゥニカ”の上に着用する一枚布の上着から由来している。
ギリシア神話の聖なる衣もTOGAと言う。
イノセントとアンダーグラウンドの融合がTOGAの特徴。
SULVAM












2014年、〈YOHJI YAMAMOTO〉でパタンナーとして活躍した藤田哲平がサルバム(sulvam)を設立。
洋服は「人の一部となる物づくり」を根底に置いて制作。
服作りの基本を外さない確固たるストラクチャーと基本を熟知しているからこその柔軟な発想が同居するモードスタイルを発信する。
ブランド名は、ラテン語で即興演奏を意味する「Salvum」に由来する。
ファッションに携わる全てのプロフェッショナル達が、バンドのジャムセッションのようにそれぞれのインスピレーションを具現化していくプロセスを表している。
OVERCOAT















ADULT NEW YORK とテーラリング、この二つの要素を掛け合わせ、自分達の想像をも超える新しいクリエーシ
ョンを、という思いで FALL 2015 シーズンからプロジェクトを開始。
NEW YORK の店先で使用されているオーニング(日よけ)。
多国籍な街だからこそ生まれる独創的なデ ザインやポップな色使いに着目し、このオーニングとテーラードの技術力を要するオーバーコートという アイテムとを掛け合わせたコートのみのコレクション。