2019年秋冬のシーズン、エディションが新たに取扱いをスタートするブランド、今シーズンおすすめするブランドをご紹介いたします。
OAMC















〈OAMC〉は、フランス、パリを拠点とするファッションブランド。
ラグジュアリーな素材を使用し、モダンで構築的なデザインに機能性を充実させたメンズウエアを展開。
機能的かつ合理的なデザインが特徴で、技術や素材の開発における革新、ワークウェアの歴史、伝統に基づいた職人技から得たインスピレーションを、現代のプロダクトへと昇華させている。
〈Supreme〉の元ヘッドデザイナー、ルーク・メイヤー(Luke Meier)が〈OAMC〉のクリエイティブ・ディレクターとして2014年にブランドをスタート。
フランス・パリを拠点とするデザインチームと、イタリア・ミラノを拠点とするプロダクションチームから構成。
世界の名だたるセレクトショップが取扱う注目のブランド。
MARTINE ROSE















ロンドンを拠点に活動する〈MARTINE ROSE〉は、2012-2013 A/W の若手デザイナー支援プログラム「NEW GEN MEN」の スポンサーにより初の単独ショーを行いキャリアをスタート。
その後、イタリアにあるセレクトショップ「SLAM JAM」監修 のもと行われた「BEEN TRILL」とのコラボレーション プロジェクトを果たし、一躍ニュージェネレーションとして 注目された。
ユースカルチャー、ギャング、ヒップホップといったあらゆる要素を取り入れたコレクションで、現在では確固たるスタイルを築き、ブランドとしての地位を確立している。
17S/S からデムナ・ヴァザリアがクリエイティブディレクターとして就任した〈BALENCIAGA〉のメンズクリエイティブチームに加入する等、メゾンブランドからも注目を受け、 より活躍のフィールドを広げている。
ALYX












カリフォルニア育ちのディレクター、マシュー・ウィリアム (Matthew Williams) は、レディー・ガガ (LadyGaga) や カニエ・ウェスト(Kanye West)らのクリエイティブディレクターを務めた後、写真家ニック・ナイト (Nick Knight) の撮影チームの主要メンバーとして経験を積み、2015年にブランド (ALYX)を創立。
NYが拠点。
コレクションは、幼少期を過ごしたカリフォルニアや世界各国のサブカルチャーを含め、自身が経験したエンターテイメント業界の視点を インスピレーション源としてデザインに落とし込んでいる。
海外では、すでに多くのアーティストやセレブが〈ALYX〉 のアイテムを着用しており、第3回 LVMH Prize for Young Dessignerのファイナリストにも選出され、その実力は世界的にも高く評価されています。
FUMITO GANRYU















21 世紀に必要な服とは何か「ホスピタリティ」をコンセプトに、 細部まで考え尽くされたプロダクトの揃う2シーズン目となるAW19コレクション。
端正なカッティングが生み出す美しいシルエットをベースに、分量のあるダウンジャケットやワイドパンツ等を、身体を包み込むシルエットに落とし込んだ。
ベンチレーション・ホールの付いたコート、首や脇のファスナーでシルエットを変えられるセーター、ポケットとして機能するファスナー付きの着物袖のジャケットやシャツ等、21 世紀の生活に寄り添った新しいクラシックを提案する。
ランニングシューズとデザートブーツをハイブリットさせたシューズは、〈Suicoke〉のコラボレーション。
偶然的なデザインや過度なスペックを削ぎ落とし、メンズとウィメンズの要素が互いに打ち消し合い生まれる、必然的なデザインで校正されたコレクション。
KIKO KOSTADINOV
セントラル・セント・マーチンスBA(学位課程)にてメンズウエアデザイン、MA(修士課程)にてファッションデザインを学ぶ。
在学中に自身でリメイクを施した〈STUSSY〉とのカプセルコレクションを発表。
セントラル・セント・マーチンスのMA卒業ショーにおいて自身の名を冠したコレクションを発表。
New Gen Menを学生として初めて受賞したメンズウエアデザイナーとなり、ブリティッシュファッションカウンシルは、卒業を機に彼をサポートしました。
2016年6月LONDON COLLECTIONSで単独ショーを行い、2017AW シーズより〈MACKINTOSH〉のクリエーティブディレクターに就任。
同年、Forbes誌にて「30 Under 30 Europe 2017」のアートカテゴリーとして選出された。
SULVAM












2014年、〈YOHJI YAMAMOTO〉でパタンナーとして活躍した藤田哲平がサルバム(sulvam)を設立。
洋服は「人の一部となる物づくり」を根底に置いて制作。
服作りの基本を外さない確固たるストラクチャーと基本を熟知しているからこその柔軟な発想が同居するモードスタイルを発信する。
ブランド名は、ラテン語で即興演奏を意味する「Salvum」に由来する。
ファッションに携わる全てのプロフェッショナル達が、バンドのジャムセッションのようにそれぞれのインスピレーションを具現化していくプロセスを表している。
OVERCOAT















ADULT NEW YORK とテーラリング、この二つの要素を掛け合わせ、自分達の想像をも超える新しいクリエーシ
ョンを、という思いで FALL 2015 シーズンからプロジェクトを開始。
NEW YORK の店先で使用されているオーニング(日よけ)。
多国籍な街だからこそ生まれる独創的なデ ザインやポップな色使いに着目し、このオーニングとテーラードの技術力を要するオーバーコートという アイテムとを掛け合わせたコートのみのコレクション。